これまでの資産管理
私は毎月末に自分の資産について、チェックしています。
7月末の資産額はこちらのブログに掲載しています。
基本的には自分の貯金額や保有株、投資信託、株、外貨などをまとめて、その上でクレジットの残高を確認し、
保有資産額−クレジット残高=純資産額
として計算していました。
最近までは株の保有額も少なく、毎月の株価の変動などはあまり影響がなく、
今月資産額−昨月末資産額≒(給与−使ったお金)だったため、この計算でお金の流れがすべて把握できていました。
しかし、最近は保有株も増え(コロナの影響で株価の増減が激しいのもあり)、株の損益が大きく影響するため、この計算では毎月の収支がしっかり理解できなくなってしまいました。
つまり資産が増えた理由、減った理由がしっかり把握できない状態でした。
今月資産額-昨月資産額=(給与−使ったお金)±株の損益
さらに、大学時代の奨学金(借金)についてもしっかり把握したいということもあり、今回は勉強も兼ねて普通会社が作成する決算書を作って、自分の収支、利益、資産を把握した上で、決算書について勉強してしまおうと思いました。
決算書の基礎
決算書は主に以下の3つからなります。
・貸借対照表
・損益計算書
・キャッシュフロー計算書
他にもありますが、今回は個人版なので省略します。
貸借対照表とは
貸借対照表は決算日に持っている資産と負債について示しています。
個人で言えば、
資産:現金や株、家や車
負債:借金、ローン、クレジット残高
などにあたりますね。
資産や負債にも種類がありますが、基本的には
資産−負債=純資産

となります。
これは基本的に私が作ってきた
保有資産額−クレジット残高=純資産額
という式と同じですね。
負債がない人はあまり考える必要はないかもしれませんが、不動産投資をする際には、資産と負債が一気に生まれるためしっかり貸借対照表について考えていく必要がありますね。
資産や負債の細かい分類については、また次の記事で私の決算書を作成し、説明したいと思います。
損益計算書とは
損益計算書は
その期間での利益と費用を示します。
社会人でいうと
利益:給与、株の配当、メルカリでものを売った利益
費用:生活費、株の売却損
などですね。
利益−費用=前回からの総資産の増加分

となります。ここで貸借対照表とリンクしてきます。
簡単に概要を示します。損益計算書で出た利益については資産の増加、もしくは負債の返還に使われるため、この利益分(損失分)だけ、純利益が増加(減少)するということとなります。

キャッシュフロー計算書
では、キャッシュフロー計算書はなんなんでしょうか。
私は最初これって損益計算書と何か違うんだ?と思っていました。
キャッシュフロー計算書はその名の通りお金の流れを示します。
負債や他者への貸し出しなどがない人、つまり毎月の給与から生活費用が引かれるだけの人にとっては損益計算書≒キャッシュフロー計算書となります。
損益計算書においては、借金の返済や株式の売買などが考慮されていないため、例えば100万円の収入に対し、10万円の生活費、借金を100万円返済している人を考えますの場合、損益計算書上、利益は100万、費用は10万円となり、90万の純利益なります。しかし、現金の流れを見るとこの人は100万円借金支払い、現金は全体で−10万円となっています。
会社運営上、損益計算書上見えないこのような現金の流れを把握するためにキャッシュフロー計算書があるんですね。
まとめ
今回は基礎編ということで、決算書の概要を説明しました。
次回から私個人の決算書を用いて詳しく説明していきたいと思います。ぜひ次回も見てください。
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